前引けの日経平均は298円高の4万466円、TOPIXは22ポイント高の2,773ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,362、下落銘柄数は247。出来高は7億2,863万株、売買代金は1兆8,458億円。
前日の米国でイースター休暇(グッドフライデー)の3連休を控えながらもNYダウが最高値を更新したため、昨日急落した日経平均も反発した。
米国株高を受けて、4月の外国人買いが期待された模様。
米国では2月から5月まで税還付が実施されることを受けて、4月は例年、株式投資が増える。
本日の終値で日経平均に組入れられるディスコとソシオネクストが買われた。
トランプ前米大統領が再選されると、日本に対して、米本土が攻撃されれば自衛隊の出動を義務付ける条約改正を迫られるという元大統領補佐官の発言を受けて、三菱重工が続伸となった。
日銀はマイナス金利の解除など政策修正に踏み切ったが、緩和的な環境が当面続くとの見方や、26日に発表された公示地価の伸び率がバブル期以来33年ぶりの高さとなったことを受けて、三井不動産を始めとした不動産株が好調。
KOKUSAI ELECTRIC(6525)はみずほ証券による新規「買い」が好感された。
小糸製作所は自社株買いと中期経営計画を発表し、ストップ高買い気配。
一方、海運株は売られた。

業種別上昇率上位は不動産、鉱業、建設、繊維、非鉄で、下落は海運。（W）