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速報・市況2019年12月12日

☆[概況/前引け] 日経平均は小反発。米半導体株最高値を受け半導体関連が高い

前引けの日経平均は23,443.07円の51.21円高、TOPIXは1,715.87ポイントの0.92ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は855、値下がり銘柄数は1,186。出来高は5億5,317万株、売買代金は9,459億円。
FOMCメンバーによる予測中央値が来年は利上げも利下げもゼロとなったため、低金利政策が今後も長期にわたって続くという見方が強まり、昨日の米国株同様、日経平均も小反発となった。
ただ、米国金利低下でドル安円高となったため、日経平均は寄り後小幅安となる場面もあった。
来年発売されるiPhoneにクアルコム製の5Gモデムが搭載されるという予想から、米国株式市場でクアルコムが買われ、半導体株指数は最高値を更新した。
これを受けて、東京株式市場では東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト、SUMCOなどの半導体関連が買われた。
島精機やSMCといった機械株も買われ、三菱地所や三井不動産などの不動産株も上昇した。
大真空が上げ幅を拡大。
一方、任天堂は売られ、神戸物産といであが安く、システムサポートは大幅続落となった。
業種別上昇率上位は金属、機械、不動産、空運、電機で、下落率上位は水産農林、証券、鉱業、その他製品、小売。

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