TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 日経平均は492円高。前引けにかけて強調地合いを増した。今期予想でいすゞ、IHI、ダブルスタンダード、JCRファーマが急騰
速報・市況2021年5月14日

☆[概況/前引け] 日経平均は492円高。前引けにかけて強調地合いを増した。今期予想でいすゞ、IHI、ダブルスタンダード、JCRファーマが急騰

前引けの日経平均は492円高の2万7,940円、TOPIXは28ポイント高の1,877ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,902、値下がり銘柄数は251。出来高は6億1,171万株、売買代金は1兆4,171億円。
前日の米国株が4日ぶりに反発したことが緊張感を緩和し、東証も4日ぶりに反発した。
日経平均は2万7,900円の水準では上値がつかえていたが、個別に急騰する銘柄が多いことが投資家心理を明るくし、前引けにかけて強調地合いを増した。
東京エレクトロンやファーストリテイリングが買われ、KDDIも高い。
いすゞ(7202)やIHIは今期の営業利益計画が注目され急騰した。
ビッグデータ処理サービスのダブルスタンダードは今期の営業利益計画が44%増でストップ高買い気配。
アストラゼネカ社の新型コロナウイルスワクチンの原液製造を行うJCRファーマは今期大幅増益予想でストップ高となった。
一方、日本製鉄とJFE、住友鉱山は売られ、日本板硝子は今期の営業利益予想がアナリスト予想を下回ったことで売られた。
業種別上昇率上位は精密、ノンバンク、倉庫運輸、鉱業、金属で、下落は紙パルプ、鉄鋼、非鉄。(W)

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