TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 日経平均は763円安。不動産、証券、電機が業種別下落率上位
速報・市況2020年2月28日

☆[概況/前引け] 日経平均は763円安。不動産、証券、電機が業種別下落率上位

前引けの日経平均は21,184.77円の763.46円安、TOPIXは1,517.76ポイントの50.30ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は67、値下がり銘柄数は2,085。出来高は9億6,536万株、売買代金は1兆5,573億円。
新型肺炎の世界的な拡大を受け、27日のNYダウが1,190ドル安と過去最大の下げ幅となったことや、安倍首相が全国の小中高に春休みまでの休校を要請したことによる混乱が警戒され、東証も大幅安となった。
ソフトバンクグループやソニー、トヨタ、東京エレクトロンが売られ、購買力低下が警戒され、野村不動産(3231)やゴールドクレストなどマンション分譲会社の下げが目立った。
チェンジやGMOクラウドなど情報通信株も安い。
感染症対策製品の日本エアーテックとテレワーク関連のブイキューブは3日続落となった。
全面安の中で、学校の休校により、学童クラブのライクキッズや進研ゼミのベネッセは高い。
クスリのアオキ(3549)は2月度の既存店売上高が前年同月比12.2%増収となり、1月度の1.7%増収から跳ね上がったことで買われ、サンドラッグやウエルシアも連想買いで買われた。
オリエンタルランドは6日ぶりに反発し、ANAは7日ぶりに反発した。
業種別下落率上位は不動産、鉱業、証券、電機、情報通信で、上昇業種はなし。

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