TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 時間外取引のNYダウ先物の下落で下げ幅を広げ、持ち直しで下げ幅を縮めた
速報・市況2020年2月26日

☆[概況/前引け] 時間外取引のNYダウ先物の下落で下げ幅を広げ、持ち直しで下げ幅を縮めた

前引けの日経平均は22,357.39円の248.02円安、TOPIXは1,600.93ポイントの17.33ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は307、値下がり銘柄数は1,801。出来高は8億4,039万株、売買代金は1兆4,447億円。
米疾病対策センターが米国内で新型コロナウイルスの感染がまん延した場合に備え、教育機関や企業に特別な対策を講じるように呼びかけたため、米国での感染流行目前との緊迫感から25日の米国株は大幅続落となり、26日の東証は昨日同様全面安で始まった。
そして、時間外取引でもNYダウ先物が売られたことから、日経平均は寄り後も下げ幅を拡大し、一時477円安(22,127円)まで売られた。
だが、その後、NYダウ先物が持ち直したことを受けて、日経平均は下げ幅を縮めた。
ソフトバンクグループやソニー、三菱UFJが売られ、昨日買われた富士フイルムも反落した。
感染症対策関連の日本エアーテックとテレワーク関連のブイキューブは利食い売りで反落し、三菱地所など不動産株の下げも目立った。
一方、キヤノンは自社株買いの発表で買われ、寄り後も上げ幅を拡大した。
スカパーJSAT(9412)は大型衛星の打ち上げの成功を評価した野村証券が投資判断を引き上げことで注目された。
業種別下落率上位は鉱業、不動産、空運、海運、金属で、上昇は電力ガス。

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