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速報・市況2020年1月29日

☆[概況/前引け] 米国が中国向け航空便の運航停止見送りで、東証は買い戻し

前引けの日経平均は23,325.52円の109.81円高、TOPIXは1,695.39ポイントの3.11ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は932、値下がり銘柄数は1,128。出来高は5億118万株、売買代金は9,314億円。
日本で新型肺炎が人から人に感染したため、日経平均はもみ合いとなったが、米国が中国向け航空便の運航停止を見送ると報じられたことで買い戻しが入った。米国が運航停止すれば、日本も追随し企業活動の足かせとなる恐れがあったが、そうした心配が取り除かれたことが好感された。
ソフトバンクグループが買われ、東京エレクトロンと安川電機が反発し、日本郵船は10~12月期の経常利益が前年同期比3.5倍の観測報道で高い。
丸山製作所(6316)は消毒用噴霧機を生産していることで急騰した。
一方、米国で5G関連の半導体大手のザイリンクスが10~12月期の減益決算だったことで、5G関連のアンリツは売られた。アドバンテストも安い。
OBCは10~12月期が減益だったことで売られ、ALSOKは空港の保安検査場に法律で定められた資格保持者を配置しない「警備業法違反」の状態が長年続いていたと文春オンラインが報じたことで下落した。
業種別上昇率上位は海運、鉱業、石油、ゴム、機械で、下落率上位は建設、金属、ガラス土石、倉庫運輸、食品。

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