TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 米国政府内には追加関税の段階的撤廃に反対も多いことが警戒され値を消した
速報・市況2019年11月8日

☆[概況/前引け] 米国政府内には追加関税の段階的撤廃に反対も多いことが警戒され値を消した

前引けの日経平均は23,352.10円の21.78円高、TOPIXは1,700.68ポイントの2.55ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,102、値下がり銘柄数は936。出来高は8億5,920万株、売買代金は1兆6,797億円。
中国政府が米国と追加関税を段階的に撤廃する方針で一致したと発表したため、日経平均は朝方23,591円(260円高)まで上昇した。
しかし、米国政府内には反対も多いと報じられたことが警戒され、買い一巡後は上げ幅を縮め、前引け近くに一時値下がりとなった。
ソフトバンクグループが反発し、トヨタは続伸となり、テルモは好決算で急騰した。
その他、キリンと三越伊勢丹は自社株買いの発表が歓迎された。
ネクソン(3659)は営業減益決算だったが、悪材料出尽くしへの期待で上昇した。
半面、資生堂は決算がアナリスト予想を下回ったことで売られ、三桜工業や安川電機、太陽誘電は利食い売りに押され反落した。
業種別上昇率上位は精密、石油、倉庫運輸、食品、卸売で、下落率上位は化学、その他製品、空運、電力ガス、不動産。

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