TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 金利上昇を受けて日経平均は上げ幅縮小し、その後持ち直した
速報・市況2019年12月9日

☆[概況/前引け] 金利上昇を受けて日経平均は上げ幅縮小し、その後持ち直した

前引けの日経平均は23,461.59円の107.19円高、TOPIXは1,720.45ポイントの7.09ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,368、値下がり銘柄数は689。出来高は5億3,286万株、売買代金は8,422億円。
先週末の米国株高を受けて、週明けの日経平均は買い先行で始まったが、寄り付きの189円高(23,544円)が高値となり、その後、上げ幅を縮めた。
政府の経済対策による財政出動が警戒され、長期金利が11月27日のマイナス0.115%から、マイナス0.015%まで上昇したため、株式には売りが出た様子。
日経平均は10時過ぎに5円高(23,360円高)まで失速した後、じり高に転じた。
中国で明日「ニンテンドースイッチ」が発売される任天堂は高く、花王はゴールドマン・サックス証券による投資判断引き上げが好感された。
日産自動車が反発し、OPECと非OPEC加盟国による追加減産決定で石油関連株も買われた。
鳥貴族は22カ月ぶりの既存店増収は急騰し、アイロム(2372)は子会社のIDファーマがメタボリックシンドロームに対する細胞治療を実施すると発表し関心を集めた。
一方、太陽誘電とアドバンテストは反落し、ポールトゥウインは8~10月期の利益伸び悩みで売られた。
業種別上昇率上位は鉱業、石油、鉄鋼、保険、海運で、下落は精密、医薬品、水産農林、不動産、電力ガス。

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