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速報・市況2019年11月19日

☆[概況/前引け] 香港株と上海株が上昇し、下げ幅縮小

前引けの日経平均は23,384.14円の32.62円安、TOPIXは1,700.22ポイントの0.50ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は974、値上がり銘柄数は1,070。出来高は6億1,840万株、売買代金は9,242億円。
米中協議の不透明感から安全資産の債券が買われ、日経平均は10時過ぎに23,244円(171円安)まで売られた。
だが、中国で明日発表のローンプライムレート金利が引き下げられるとの期待で、香港株と上海株が上昇したことを受けて、日経平均は下げ幅を縮めた。
NY州の司法長官がウィーワークを調査していると報じられ、ウィーワークに出資しているソフトバンクグループは安い。
ZホールディングスはLINEとの経営統合に伴う発行済株式数の増加がマイナス視された。
太陽誘電は増産投資継続による費用負担で来期業績が競合に比べて見劣りすると予想したSMBC日興証券が投資評価を引き下げたことで軟調となった。
その他、フジクラや東邦チタニウムなどの非鉄株が安い。
半面、田辺三菱製薬は三菱ケミカルが1株2,010円でTOBを発表したことでストップ高買い気配となり、大日本住友製薬や協和キリンにも連想買いが入った。
ただ、三菱ケミカルはTOB価格が割高という見方で売られた。
澤藤電機と木村化工機(6378)は、岐阜大学と低濃度アンモニア水から高純度水素を製造し、燃料電池発電に成功したと発表したことでストップ高となった。
業種別下落率上位は非鉄、ゴム、鉱業、電力ガス、保険で、上昇率上位は医薬品、不動産、サービス、ノンバンク、ガラス土石。

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