前引けの日経平均は23,371.70円の167.08円高、TOPIXは1,646.93ポイントの12.70ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,542、値下がり銘柄数は550。出来高は5億8,836万株、売買代金は1兆718億円。
日経平均は10時以降、再び堅調地合いとなった。
日経500が2,412.86円(22.82円高)となり、バブル期の1989年末に付けた最高値の2,406.47円を上回った。任天堂やキーエンス、SMC、村田製作所や日本電産、ニトリといった日経平均には採用されていない高収益銘柄が日経500では構成銘柄となっていることが強さの要因となっている。
本日の相場は日立(6501)やキヤノンが買われ、ZホールディングスはSMBC日興証券による目標株価引き上げで高い。
キャリアリンクは業績上方修正を発表しストップ高買い気配となった。
半面、ふるさと納税関連のチェンジは利食い売りに押され、ANAは増資検討報道で売られた。
米商務省が中国半導体受託生産のSMIC向けの輸出規制を実施したため、東京エレクトロンや三益半導体といった半導体関連は安い。
業種別上昇率上位は紙パルプ、その他製品、鉄鋼、精密、機械で、下落は空運、海運、石油、鉱業。