TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 10~12月期GDP悪化で一時351円安。上海株続伸で下げ幅を縮小
速報・市況2020年2月17日

☆[概況/前引け] 10~12月期GDP悪化で一時351円安。上海株続伸で下げ幅を縮小

前引けの日経平均は23,537.03円の150.56円安、TOPIXは1,688.20ポイントの14.67ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は269、値下がり銘柄数は1,839。出来高は6億1,761万株、売買代金は1兆296億円。
10~12月期の実質GDPが前期比年率6.3%減となり、市場予想の3.9%減を大幅に下回ったことで日経平均は朝方23,335円(351円安)まで売られた。
その後、上海株は中国政府による政策期待で続伸となったことから、日経平均は下げ幅を縮めた。
ただ、新型肺炎の流行懸念から訪日観光客の減少や感染リスクを避けるために人混みへの外出が控えられていることからオリエンタルランドが売られ、中国線が通常時から半数近く減るANAも安い。
なお、キリンは業績悪化で大幅安となった。
一方、除菌製品の大幸薬品は大幅高となり、新型コロナウイルスの検出試薬開発を進めている栄研化学も高い。その他、テレワーク関連のブイキューブ(3681)も上昇した。
スルガ銀行は通期予想の上方修正で買われた。
業種別下落率上位は空運、金属、海運、食品、倉庫運輸で、上昇はゴム、水産農林。

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