TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 11時前から下げ幅を縮小。ドコモはストップ高買い気配、KDDIとソフトバンクは年初来安値。補充候補の期待でロームが上昇
速報・市況2020年9月29日

☆[概況/前引け] 11時前から下げ幅を縮小。ドコモはストップ高買い気配、KDDIとソフトバンクは年初来安値。補充候補の期待でロームが上昇

前引けの日経平均は23,433.82円の77.80円安、TOPIXは1,648.79ポイントの13.14ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は677、値下がり銘柄数は1,417。出来高は5億2,370万株、売買代金は1兆598億円。
序盤の日経平均は配当落ち分(約140円)相当の値下がりとなっていたが、11時前から下げ幅を縮めた。
菅政権の携帯電話料金引き下げ圧力に対応するため、NTTドコモは経営効率化によりコスト削減を図るため、NTTの完全子会社化になるという観測が報じられた。
TOB価格にはプレミアムが付けられることから、NTTドコモ(9437)はストップ高買い気配となったが、新政権による引き下げ圧力が警戒され、KDDIとソフトバンクは年初来安値を更新した。
その他、武田薬品などの医薬品株が安く、ダブルスコープは新株予約権の発行を発表し売られた。
一方、ふるさと納税関連のチェンジが買われ、配当金の再投資によるインデックス買いで恩恵を受けるという見方からソフトバンクグループが高い。
また、NTTドコモに代わる日経平均の補充候補として、ロームやシャープ、アンリツが物色された。
業種別下落率上位は電力ガス、石油、医薬品、銀行、建設で、上昇は情報通信、鉱業、電機、その他製品、空運。

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