TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 11時過ぎに安値を付けた後、下げ幅を縮めた。鉄鋼と不動産は安いが、海運は上昇
速報・市況2021年9月15日

☆[概況/前引け] 11時過ぎに安値を付けた後、下げ幅を縮めた。鉄鋼と不動産は安いが、海運は上昇

前引けの日経平均は160円安の3万510円、TOPIXは21ポイント安の2,097ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は1,954。出来高は6億934万株、売買代金は1兆5,308億円。
中国における不動産大手のデフォルトリスクや8月の小売売上高と鉱工業生産が市場予想を下回ったことが警戒され、日経平均は11時過ぎに322円安の3万347円まで売られたが、その後、下げ幅を縮めた。
ソフトバンクグループが売られ、米国の景気減速懸念でリクルートが下落した。
米国でアップルがiPhone13を発表したが、サプライズがなく下落したため、村田製作所も安い。
昭和電工と日本製鉄が反落し、三井不動産(8801)や野村不動産など不動産株が売られた。
一方、川崎汽船は5日続伸となり、無人レジ関連のサインポストは大幅続伸で、レーザーテックも買われた。
日立造船は中期的に洋上風力発電、全固体電池、メタネーションといったESG関連製品の業績貢献に期待したみずほ証券が投資判断を引き上げたことで注目された。
業種別下落率上位は鉄鋼、不動産、証券、金属、非鉄で、上昇は海運。(W)

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