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速報・市況2022年10月6日

☆[概況/前引け] 4日続伸。米国のリバースレポの資金放出継続に期待

前引けの日経平均は249円高の2万7,370円、TOPIXは15ポイント高の1,928ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,513、下落銘柄数は267。出来高は5億5,227万株、売買代金は1兆3,091億円。
前日の米国株は小反落となったが、日経平均は4日続伸。
大和証券では、FRBのボウマン理事が銀行規制の一部である「補完的レバレッジ比率(SLR)規制」の緩和に言及したため、量的引き締め(QT)は骨抜きになると指摘し、リバースレポの資金放出継続で米国株高が継続すると予想している。
レーザーテックは東海東京調査センターがレーティングを「Neutral」→「Outperform」に引き上げた。韓国サムスン電子が計画している最先端投資はレーザーテックにとって追い風と紹介した。
楽天グループは楽天証券にみずほ証券が出資することで買われた。
オーバル(7727)がストップ高買い気配、4日に豪州計測器大手のアントンパールからの協業の提案に、オーバルは不支持を表明したため、アントンパールによる敵対的買収に発展するのではないかという思惑が意識された。
薬王堂は6~8月期が7四半期ぶりに営業増益となり、いちよし経済研究所がレーティングを「A」に引き上げたため大幅高。
海運株はもみ合いとなり、レノバは反落。
イオンファンタジーは通期計画に対して上期決算の進捗率が低かったことで売られた。

業種別上昇率上位は鉱業、電機、その他製品、不動産、卸売で、下落は電力ガス、海運、食品。(W)

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