TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] NYダウ急落を受けて、朝方1,051円安。売り一巡後下げ幅を縮めたが全面安は継続
速報・市況2020年2月25日

☆[概況/前引け] NYダウ急落を受けて、朝方1,051円安。売り一巡後下げ幅を縮めたが全面安は継続

前引けの日経平均は22,686.61円の700.13円安、TOPIXは1,628.59ポイントの45.41ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は46、値下がり銘柄数は2,105。出来高は9億422万株、売買代金は1兆6,278億円。
新型肺炎が韓国やイタリアで感染者急増となり、24日のNYダウは1,031ドル安と過去3番目の下げ幅となったことを受けて、25日の東証は全面安。
日経平均は22,335円(1,051円安)まで売られた。
売り一巡後に下げ幅を縮めたが、全面安の状況は続いた。
ファーストリテイリングやソフトバンクグループ、東京エレクトロン、ファナックが売られ、昨年来安値はアウトソーシング(2427)や三越伊勢丹、ワタベウエディングなど302銘柄に上った。
世界経済の冷え込みが警戒され、商船三井を始めとした海運株が売られ、大和証券などの証券株も調整した。
一方、富士フイルムは、政府が新型コロナウイルス感染症の治療の一環として、富士フィルム富山化学が製造している新型インフルエンザ治療薬のアビガン錠を投与する考えを示したことで買われた。
テレワーク関連のブイキューブは3日連続ストップ高。
米スピードウェイの買収で先週急落したセブン&アイには押し目買いが入り、小幅続伸へと持ち直した。
業種別下落率上位は海運、金属、証券、鉱業、倉庫運輸で、上昇業種はなし。

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