TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] ほぼ全面安。ロシアが独への天然ガスパイプラインを10日間停止したが、市場では再開しないリスクを警戒
速報・市況2022年7月12日

☆[概況/大引け] ほぼ全面安。ロシアが独への天然ガスパイプラインを10日間停止したが、市場では再開しないリスクを警戒

大引けの日経平均は475円安の2万6,336円、TOPIXは31ポイント安の1,883ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は161、下落銘柄数は1,654。出来高は10億6,110万株、売買代金は2兆4,593億円。
東証プライム市場はほぼ全面安。
中国の感染再拡大による行動制限リスクに加えて、ロシアがドイツへの天然ガスパイプラインをメンテナンスの理由に10日間停止とした。市場では、ロシアが制裁措置への報復のために、点検終了後も再開しないのではないかと警戒されている。
こうした中国と欧州の景気悪化リスクを受け、東証プライム市場では機械や電機、非鉄が下落率上位となった。
空気圧機器のSMCや産業用ロボットのファナックと安川電機が売られ、欧州のメガネチェーンへの3次元眼底撮影装置の納入拡大を目指しているトプコン(7732)も欧州景気悪化による悪影響が警戒され下落した。
一方、ローソンは大幅増益で上昇し、コスモス薬品と新日本科学が高い。

業種別下落率上位は機械、ガラス土石、電機、非鉄、金属で、上昇は水産農林。(W)

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