TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] アップルの売上予想未達見込みで電機株中心に下落。肺炎関連も反落。サインポストは高い
速報・市況2020年2月18日

☆[概況/大引け] アップルの売上予想未達見込みで電機株中心に下落。肺炎関連も反落。サインポストは高い

大引けの日経平均は23,193.80円の329.44円安、TOPIXは1,665.71ポイントの22.06ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は248、値下がり銘柄数は1,865。出来高は11億5,325万株、売買代金は2兆1,244億円。
米アップルが中国の新型肺炎の感染拡大の影響で、「iPhone」の供給が制限されることや中国の需要鈍化も重なり、1~3月期の売上高予想を達成できない見込みと発表した。
中国の工場の生産停止の悪影響は他の企業にも広範囲に及ぶことから、東京エレクトロンや村田製作所やアドバンテスト、太陽誘電など電機株中心に売られ、今晩の米国株下落も警戒された。
その他、除菌製品の大幸薬品や感染症対策製品の日本エアーテック、新型コロナウイルスの検出試薬を開発の栄研化学やテレワーク関連のブイキューブも利益確保の売りで反落した。
売りが支配的となる中で、日本調剤は1対2の株式分割と株主優待制度の導入が歓迎され急騰した。
こうした中、アキレスは抗ウイルスのフィルムシート「アキレス ウイルセーフ」が、病院など様々なところから引き合いがあると昨晩のニュース番組で報じられ、ストップ高となった。
また、春にJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」構内で無人AI決済店舗を開く計画に伴い、昨年12月に急騰した経緯のあるサインポスト(3996)がその後の調整を経て、再度買われた。
業種別下落率上位は電機、金属、機械、情報通信、倉庫運輸で、上昇は空運。

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