TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] クリスマス休暇で閑散小動き。キーエンスとデンソーは買われ、レノバは3日続伸。海運株は日本郵船効果。一方、ソフトバンクGとブイキューブは安い
速報・市況2020年12月25日

☆[概況/大引け] クリスマス休暇で閑散小動き。キーエンスとデンソーは買われ、レノバは3日続伸。海運株は日本郵船効果。一方、ソフトバンクGとブイキューブは安い

大引けの日経平均は26,656.61円の11.74円安、TOPIXは1,778.41ポイントの4.14ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,312、値下がり銘柄数は764。出来高は6億9,480万株、売買代金は1兆2,547億円。
クリスマスで多くの海外市場が休場のため、東証は閑散取引となり指数は小動きだった。
こうした中、FA関連で他社よりも早く、来期に最高益更新が見込まれているキーエンスが堅調で、デンソーは各国政府が脱炭素社会へ向け、電動車を推進しているため恩恵を受けることに注目した野村証券が目標株価を引き上げことで買われた。
政府の「グリーン成長戦略」への期待で、洋上風力発電を開発中のレノバは3日続伸となった。
日本郵船は10~12月期に600億円超の経常利益で、第3四半期累計では1,000億円を超える見込みと発表したため人気化し、他の海運株も物色された。
保土谷化学(4112)はいちよし経済研究所がレーティングを新規に「A」と発表したことで関心を集めた。スマホでは5G通信の普及、テレビは4K/8K放送の普及が、高画質な有機ELの需要に結びついていると解説。
一方、中国でアリババが独禁法違反の疑いで調査されていことで売られたため、アリババに出資しているソフトバンクグループは4日続落となった。
ブイキューブが続落となり、M&A仲介のストライクは案件の成約遅延により第1四半期が5割減益となり急落した。
業種別上昇率上位は海運、紙パルプ、倉庫運輸、建設、ゴムで、下落率上位は情報通信、医薬品、サービス、空運、精密。

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