TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] サッカーW杯のドイツ戦勝利を好感したが、2万8,500円では上値抑制
速報・市況2022年11月24日

☆[概況/大引け] サッカーW杯のドイツ戦勝利を好感したが、2万8,500円では上値抑制

大引けの日経平均は267円高の2万8,383円、TOPIXは24ポイント高の2,018ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,534、下落銘柄数は248。出来高は13億1,110万株、売買代金は3兆3,349億円。
サッカーワールドカップのドイツ戦勝利の大金星から今後の活躍が期待され、世相が明るくなることへの期待も抱かれたため相場は上昇。
ただ、日経平均は2万8,500円の水準では上値が抑制された。
それでも幅広い銘柄が上昇し、レーザーテックや日本郵船、三井住友、三菱商事、東京海上、大阪チタニウムや東京電力が高い。
ワールドカップ関連ではインターネットテレビ「ABEMA」で全試合を放映しているため、視聴者が増えるという期待からサイバーエージェント(4751)が買われ、英国風パブを運営しているハブも値を飛ばした。
一方、米国で11月1日~2日に開催されたFOMCの議事要旨が公表され、大多数の参加者が「近いうちに利上げペースを減速することが適切になる可能性が高い」と主張していたことが判明したため、ドルが売られ、円高に振れたため、三菱自動車やマツダは売られた。
東芝は再建策で5年程度での再上場を検討していると共同通信が報じたが、期間が長いと受け止められたためか下落した。

業種別上昇率上位は海運、卸売、銀行、保険、ノンバンクで、下落は石油、ゴム、輸送用機器。(W)

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