TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] サプライチェーンへの懸念でホンダや日本電産が下落。一方、資生堂とアドバンテストは反発
速報・市況2020年1月28日

☆[概況/大引け] サプライチェーンへの懸念でホンダや日本電産が下落。一方、資生堂とアドバンテストは反発

大引けの日経平均は23,215.71円の127.80円安、TOPIXは1,692.28ポイントの10.29ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は735、値下がり銘柄数は1,335。出来高は11億7,125万株、売買代金は2兆1,940億円。
新型肺炎の影響で中国の製造業活動停止が春節明けも続いた場合、サプライチェーンが途絶すると懸念され、武漢の合弁工場が中国生産の約半分を占めるホンダや武漢に研究拠点と販売拠点を持つ日本電産も売られた。
その他、世界景気の悪化が警戒され、JFEを始めとした鉄鋼株や出光興産などの石油株も安い。
さらにシキボウや大幸薬品といった抗菌関連も利食い売りに押された。
コシダカはカーブスのスピンオフ上場が承認されたため売られた。
一方、中国の団体旅行禁止で昨日売られた資生堂とコーセーには押し目買いが入り反発し、明日の決算発表への期待でアドバンテストが買われた。
LIXILビバ(3564)はグループ再編期待で上昇した。
業種別下落率上位は鉄鋼、鉱業、石油、機械、海運で、上昇はノンバンクと空運。

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