TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] ファーストリテイリングの上昇寄与度が大きい。任天堂と塩野義も上昇。一方、金融株は下落
速報・市況2022年7月15日

☆[概況/大引け] ファーストリテイリングの上昇寄与度が大きい。任天堂と塩野義も上昇。一方、金融株は下落

大引けの日経平均は145円高の2万6,788円、TOPIXは0.6ポイント安の1,892ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は689、値下がり銘柄数は1,074。出来高は10億7,831万株、売買代金は2兆5,444億円。
日経平均は3日続伸となった。
ファーストリテイリング(9983)が通期の業績予想を上方修正したことで買われ、1銘柄で日経平均を214円押し上げた計算となる。
ファーストリテイリングのユニクロ事業は、欧米やアジアでの販売拡大に加え、値引き抑制を背景とした国内外での粗利益率改善が想定以上だった。
任天堂は映像制作会社の子会社化が好感され、塩野義製薬は開発中の新型コロナウイルスの治療薬がBA.5にも効果が見込めることで上昇した。
Sansanは今期増益見通しで急騰した。
一方、米国でJPモルガン・チェースとモルガン・スタンレーの決算がアナリスト予想を下回り、他の金融株も売られた影響で、メガバンクや生損保、オリックスが調整した。
その他、NY原油先物が反落したためプラントの日揮が下落した。

業種別上昇率上位はその他製品、電力ガス、輸送用機器、精密、小売で、下落率上位は鉱業、銀行、保険、ノンバンク、不動産。(W)

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