TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] ロシアから欧州への天然ガス供給再開見通しを好感。全面高でグロース株の上げが目立った
速報・市況2022年7月20日

☆[概況/大引け] ロシアから欧州への天然ガス供給再開見通しを好感。全面高でグロース株の上げが目立った

大引けの日経平均は718円高の2万7,680円、TOPIXは43ポイント高の1,946ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,727、下落銘柄数は88。出来高は11億1,429万株、売買代金は2兆8,749億円。
ロシアと欧州を結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム1」経由のロシア産ガスの供給が定期メンテナンスを終了し21日に再開される見通しと報じられた。
欧州経済への懸念後退で19日の欧州株は大幅高となり、米国株も大幅反発。
これを受け、20日の日本株も買われ、日経平均は5日続伸となった。
東証プライム市場は全面高となり、グロース株が物色され、レーザーテックや東京エレクトロン、村田製作所が高い。
その他、大阪チタニウムやリクルートも買われ、インバウンド関連の松屋や寿スピリッツも上昇した。
家賃債務保証のジェイリースは、事業用賃料保証市場の成長余地が大きいことに注目した、いちよし経済研究所がレーティングを新規「A」と発表し急騰した。
日本ゼオン(4205)は中国電気自動車市場の拡大によるリチウムイオン電池用バインダーの成長見通しの改善で、BofA証券が投資判断を引き上げたことで買われた。
一方、海運株は小動きで、レノバは3日続落。
AOKIは東京五輪組織委員会の理事への資金提供疑惑で売られた。

業種別上昇率上位は精密、電機、サービス、機械、ガラス土石で、下落業種はなし。(W)

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