TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 一時2万4,000円に接近。ワクチン開発進展報道やトランプ落選・増税リスク後退、トヨタの上方修正を好感
速報・市況2020年2月6日

☆[概況/大引け] 一時2万4,000円に接近。ワクチン開発進展報道やトランプ落選・増税リスク後退、トヨタの上方修正を好感

大引けの日経平均は23,873.59円の554.03円高、TOPIXは1,736.98ポイントの35.15ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,838、値下がり銘柄数は271。出来高は16億5,442万株、売買代金は3兆510億円。
中国や英国で新型コロナウイルスに対するワクチン開発進展報道や、トランプ大統領落選リスク後退で増税不安が薄れたことや、トヨタが通期営業減益予想から増益予想に上方修正したことが好感され、日経平均は一時2万4,000円に接近した。
トヨタ以外にもソニーやソフトバンクグループ、ファーストリテイリングが買われ、日本電産も高い。
ドンキホーテを運営するパン・パシフィック(7532)は業績上方修正で急騰した。
SUBARUは野村証券が来期V字回復と予想したことも支援材料となった。北米でブランド力が高く、新型肺炎に伴い短期的に市場環境悪化が見込まれる中国、ASEAN比率が低く、CO2規制が厳格化する欧州向けが少ない点が魅力と解説している。
一方、スクウェア・エニックスは9カ月で年間の営業利益計画を大幅に上回ったが、原動力となった「ドラゴンクエストウォーク」の売上高が足元で落ち着いてきていることがマイナス視された。
DeNAは赤字見通しで大幅安となった。
業種別上昇率上位は保険、石油、精密、輸送用機器、医薬品で、下落業種はなし。

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