TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 上海市が24日に新規感染ゼロとなり香港株高が支援材料。 半導体関連と海運が高い。猛暑による電力需給逼迫で東電も上昇
速報・市況2022年6月27日

☆[概況/大引け] 上海市が24日に新規感染ゼロとなり香港株高が支援材料。 半導体関連と海運が高い。猛暑による電力需給逼迫で東電も上昇

大引けの日経平均は379円高の2万6,871円、TOPIXは20ポイント高の1,887ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,298、下落銘柄数は462。出来高は11億957万株、売買代金は2兆6,990億円。
日経平均は3日続伸。先週末の米株続伸と上海市の新規感染が24日にゼロとなったことを受けて、週明けの香港株が大幅高となったことが支援材料。
そして、上海の半導体工場の再稼働を受け、東証プライム市場ではレーザーテックなどの半導体検査装置が買われた。
中国が環境対策の一環で古紙の輸入を禁止したことに伴い、中国の木材チップ輸入量が拡大しており、製紙原料となる木材チップを運ぶチップ専用船の船腹需要が高まっていることから、日本郵船(9101)などの海運株も上昇した。
猛暑による電力需給逼迫で東電が大幅高。関東地方は統計で最も早い梅雨明けで、冷奴の需要期待から、やまみが急騰した。
米ミシガン大学の消費者信頼感指数で期待インフレ率が速報値から低下したため、資産インフレ関連の三井不動産は下落した。
NTTとKDDIはドイツ証券が格下げが響いた。

業種別上昇率上位は海運、鉱業、機械、電力ガス、紙パルプで、下落は不動産、ゴム、陸運、銀行、空運。(W)

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