TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 上海株下落で上げ幅縮小。TSMCの設備投資増額でSCREENなど半導体関連は高い
速報・市況2019年10月18日

☆[概況/大引け] 上海株下落で上げ幅縮小。TSMCの設備投資増額でSCREENなど半導体関連は高い

大引けの日経平均は22,492.68円の40.82円高、TOPIXは1,621.99ポイントの2.17ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は1,053、値下がり銘柄数は1,002。出来高は10億8,228万株、売買代金は1兆9,968億円。
中国のGDPが予想を下回ったが、中国の景気対策期待で東京株式市場は上げ幅を拡大した場面もあった。しかし、上海株が下落したため、上げ幅を縮めた。
台湾の半導体受託製造大手のTSMCが設備投資を大幅増額したため、恩恵を受けると期待された半導体洗浄装置のSCREENやウエハ搬送装置のローツェ(6323)、半導体絶縁膜材料のトリケミカル研究所が大幅高となった。
大平洋金属はニッケル価格上昇でマージン拡大の恩恵に注目した三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、投資判断を新規に「Overweight」と発表し急騰した。
キャリアインデックスは、成功報酬型賃貸情報サイト「DOOR賃貸」を買収すると発表しストップ高となった。
半面、資生堂や武田薬品、アサヒグループといったディフェンシブ株は安い。
モバイルファクトリーは通期業績予想を上方修正したが、それでも第4四半期は営業減益の見通しとなるため、急落した。
業種別上昇率上位はガラス土石、石油、繊維、鉄鋼、鉱業で、下落率上位は食品、情報通信、陸運、その他製品、医薬品。

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