TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 下げ幅縮小。TOPIXは底堅い。ソフトバンクGと任天堂は売られたが、半導体関連とメルカリは高い
速報・市況2023年2月8日

☆[概況/大引け] 下げ幅縮小。TOPIXは底堅い。ソフトバンクGと任天堂は売られたが、半導体関連とメルカリは高い

大引けの日経平均は79円安の2万7,606円、TOPIXは0.5ポイント高の1,983ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は994、下落銘柄数は744。出来高は10億9,500万株、売買代金は2兆7,877億円。
巨額赤字のソフトバンクグループと通期業績予想を下方修正した任天堂の影響で日経平均は下落したが終盤下げ幅を縮めた。
プライム市場全体では上昇銘柄数の方が多く、TOPIXは底堅さを見せた。
三菱重工とIHI、通期赤字予想のシャープが売られ、大阪チタニウムは第3四半期が前四半期比減益となったことで、シュッピンは第3四半期が前年同期比4割営業減益だったため急落した。
太陽誘電と横河電機は野村証券がレーティングを下げたため売られた。
米国でマイクロソフトは、質問を入力するだけで人工知能が自然で説得力のある回答を返してくれる、対話ソフト「ChatGPT」の技術を活用した機能を、自社のインターネット検索に搭載すると発表した。
AIの開発競争に伴い、AIを高速化するための半導体需要が増えると期待され、レーザーテックとアドバンテストが買われた。
メルカリ(4385)は、規律ある投資と筋肉質な事業基盤の構築により、調整後営業利益率が42%に上昇したことが好感された。
東芝は、買収を提案している日本産業パートナーズに対して、銀行団が融資を保証する「融資証明」を出す方針を報じられ、上昇した。
その他、第一三共や協和発酵キリンなどの医薬品が堅調だった。、

業種別下落率上位はその他製品、鉄鋼、繊維、小売、非鉄で、上昇率上位は医薬品、石油、サービス、銀行、陸運。(W)

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