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速報・市況2019年11月14日

☆[概況/大引け] 中国経済指標が予想以下で下落。LINEとZHDは経営統合交渉で共に急騰

大引けの日経平均は23,141.55円の178.32円安、TOPIXは1,684.40ポイントの15.93ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は371、値下がり銘柄数は1,726。出来高は14億40万株、売買代金は2兆2,436万株。
中国の10月の鉱工業生産が前年同月比4.7%増となり、予想の5.4%増を下回ったことや香港株の下落と円高も重石となり、日経平均は続落となった。
アドバンテストや日産自動車が安く、THKは業績下方修正で売られた。
そのほか、王子HDや東レ、共英製鋼といった素材産業も安い。
三菱UFJは自社株買いを発表したが、比率が小さいことが残念がられ下落した。
ZOZOは、Zホールディングスが9月30日から実施していた株式公開買付について、議決権比率が50%を超えたため、11月13日をもって終了したことで反落した。
一方、LINE(3938)はヤフーを展開するZホールディングスと経営統合交渉が報じられ、ストップ高となり、Zホールディングスも大幅高となった。半面、巨大なライバル企業の誕生が警戒され、楽天は売られた。
トリドールは上期の営業利益が計画を大幅に超過し急伸した。
業種別下落率上位は紙パルプ、繊維、ゴム、鉄鋼、海運で、上昇は情報通信と水産農林。

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