大引けの日経平均は352円高の2万6,906円、TOPIXは18ポイント高の1,945ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,563、下落銘柄数は226。出来高は9億7,748万株、売買代金は2兆3,190億円。
日経平均は続伸。先週末の米国ハイテク株高を受けて、レーザーテックなど値がさハイテク株が買われた。
アクティビスト(物言う株主)として知られるヘッジファンド運営会社エリオット・マネジメントが、顧客関係管理(CRM)サービス大手である米セールスフォースの株式を大量に取得し、同社への圧力を強めているとウォール・ストリート・ジャーナルが報じたため、今晩の米国株続伸期待も支えとなった。
19日に中国工業情報化部など17部門が「”ロボット＋”応用行動実施方案」を発表したことを受けて、安川電機(6506)やファナックが高い。
その他、中国経済のコロナ後の回復期待から鉄鋼株と化学株も買われた。
日本政府が未就学児を預かる保育所に事業費9割補助と報じられテノがストップ高となり、グローバルキッズも高い。
一方、エーザイは反落し、パチンコ関連のダイコク電機と円谷フィールズは下落した。

業種別上昇率上位は鉄鋼、機械、化学、電機、情報通信で、下落は電力ガス、保険。（W）