TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 出遅れ循環物色で証券株やサービス株が高い。補正予算関連も堅調
速報・市況2019年10月21日

☆[概況/大引け] 出遅れ循環物色で証券株やサービス株が高い。補正予算関連も堅調

大引けの日経平均は22,548.90円の56.22円高、TOPIXは1,628.60ポイントの6.61ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,432、値下がり銘柄数は616。出来高は8億9,168万株、売買代金は1兆5,304億円。
祝日前で薄商いだったが、明後日からの決算発表における業績悪化は織り込み済みという見方から、日経平均は小じっかりだった。
出遅れ株物色で大和証券などの証券株が買われ、ノンバンクのジャックス(8584)は東海東京調査センターによる投資判断引き上げに刺激を受けた。
循環物色で、リクルートやHISといったサービス株も買われた。
補正予算への期待で不動テトラや日本基礎技術、熊谷組が高い。
上下水道関連の日本鋳鉄管と、北陸新幹線の浸水被害により特需期待の近畿車両は大幅高となった。
半面、5G関連の太陽誘電と村田製作所は利食い売りで反落し、第一三共や大日本住友製薬は安い。
ソフトバンクグループは、財務省がソフトバンクグループの用いたM&Aに絡んだ節税策を防止する方針を固めたと報じられ、朝方売られたが、後場はもみ合い水準に戻した。
業種別上昇率上位は証券、鉄鋼、建設、サービス、ノンバンクで、下落率上位は海運、医薬品、空運、ガラス土石、繊維。

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