TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 前場は強張ったが、上海株3日続落で後場は伸び悩み
速報・市況2019年11月22日

☆[概況/大引け] 前場は強張ったが、上海株3日続落で後場は伸び悩み

大引けの日経平均は23,112.88円の74.30円高、TOPIXは1,691.34ポイントの1.96ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,079、値下がり銘柄数は952。出来高は11億1,711万株、売買代金は1兆9,031億円。
米中貿易合意が難しくても、12月15日の対中関税発動は延期される公算が大きいとの観測報道や日本株の配当金の再投資への期待で前場は強張った。
だが、上海株が3日続落となったことを受けて、後場は伸び悩んだ。
中国のファーウェイが日本企業から部品調達を増やしていることが注目され、村田製作所が買われた。
独BMWが中韓2社にリチウムイオン電池を発注したことで、中国や韓国のリチウムイオン電池メーカーにもセパレーターを供給しているダブルスコープ(6619)は恩恵を受けると期待されストップ高となった。
つみたてNISAの期限延長で野村HDを始めとした証券株も高い。
半面、任天堂はモルガン・スタンレーMUFG証券による投資判断引き下げで売られ、第一精工は公募増資発表で下落した。
業種別上昇率上位は証券、紙パルプ、ガラス土石、鉱業、ノンバンクで、下落率上位はその他製品、電力ガス、空運、不動産、海運。

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