TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 半導体関連と海運株が買われ、植田日銀総裁候補の所信で不動産株も上昇し銀行株は下落
速報・市況2023年2月24日

☆[概況/大引け] 半導体関連と海運株が買われ、植田日銀総裁候補の所信で不動産株も上昇し銀行株は下落

大引けの日経平均は349円高の2万7,453円、TOPIXは13ポイント高の1,988ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,333、下落銘柄数は441。出来高は12億3,456万株、売買代金は3兆339億円。
米国で画像処理半導体のエヌビディアが2~4月期の売上高見通しでアナリスト予想を上回り急騰したことや、台湾のTSMCが日本で2番目の半導体工場の総投資額は1兆円以上との観測報道も支援材料となり、東京エレクトロンやアドバンテスト、ディスコなどが買われた。
高配当利回りの日本郵船と商船三井、川崎汽船も高い。
日銀総裁候補の植田氏が、国会の所信聴取に対して、金融緩和の継続を述べたため、三井不動産などの不動産株が買われ、銀行株は売られた。
中小企業にITインフラやマーケティングツールを提供しているスターティア(3393)は配当予想を大幅に増やし、新株予約権の取得と消却も発表したため潜在株式の減少も好感され、ストップ高となった。

業種別上昇率上位は海運、電機、不動産、機械、陸運で、下落率上位は銀行、医薬品、鉄鋼、非鉄、鉱業。(W)

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