TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 参院補選で自民党が一勝一敗となったことが警戒され、日経平均は反落。中外製薬と東京製鉄は業績上方修正で急騰
速報・市況2021年10月25日

☆[概況/大引け] 参院補選で自民党が一勝一敗となったことが警戒され、日経平均は反落。中外製薬と東京製鉄は業績上方修正で急騰

大引けの日経平均は204円安の2万8,600円、TOPIXは6ポイント安の1,995ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は736、値下がり銘柄数は1,326。出来高は10億457万株、売買代金は2兆2,792億円。
参院補選で自民党が一勝一敗となったことが警戒され、日経平均は反落した。
ソフトバンクグループとレーザーテック、ファーストリテイリングが売られ、東京機械は買収防衛策可決で下落した。
一方、中外製薬と東京製鉄は業績上方修正で急騰し、パナソニックはアップルが電気自動車向けバッテリーの調達先として、中国のCATLやBYD行ってきた協議が行き詰まっており、パナソニックが新たな検討対象の一つとなっていると報じられたことで上昇した。
ゲームセンター用の景品の企画販売を行っているSKジャパンは、創業家が保有株の一部をレジャー施設のラウンドワンに売却し、ラウンドワンの持分法適用会社になる予定と発表したことでストップ高。
夢真ビーネックス(2154)はUBS証券が投資評価を新規に「Buy」と紹介したことで買われた。建設技術者派遣大手の夢真HDとエンジニア派遣大手ビーネックスグループは4月に経営統合した。人材派遣のM&Aは、統合メリットが少ないと考えられがちだが、採用、教育研修、営業活動等、少なくない統合効果が予想されると解説している。
業種別下落率上位はゴム、食品、情報通信、保険、証券で、上昇率上位は鉄鋼、鉱業、海運、サービス、倉庫運輸。(W)

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