TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発。中国のゼロコロナ政策変更期待が支えに
速報・市況2022年11月7日

☆[概況/大引け] 反発。中国のゼロコロナ政策変更期待が支えに

大引けの日経平均は327円高の2万7,527円、TOPIXは18ポイント高の1,934ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,299、下落銘柄数は474。出来高は12億3,359万株、売買代金は2兆9,125億円。
日経平均は反発。シカゴ地区連銀のエバンス総裁が4日に、たとえ1年後であっても利上げの一時停止について検討する可能性はあると述べたことや、中国疾病予防制御センターの元・疫学首席科学者が中国のゼロコロナ政策について、近く大幅な変更が行われるだろうと4日の講演で話したことが支援材料となった。
レーザーテックや東京エレクトロンが買われ、川崎汽船は自社株買いの発表で上昇した。
JFEは業績上方修正で高い。
アイスタイルは第1四半期が営業黒字転換となりストップ高。
サンリオは好決算で急騰した。
一方、メルカリ(4385)は「ダイヤモンド・オンライン」の倒産危険度「悪化度」ランキングで売られたが、大引けにかけて戻した。
山一電機は上期大幅増益だったが、これまで未定としていた通期予想を営業減益で発表したため大幅安となった。
帝人は通期下方修正と減配予想で下落した。

業種別上昇率上位は鉄鋼、海運、金属、その他製品、精密で、下落は空運、繊維、電力ガス、銀行、医薬品。(W)

関連記事