TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発。菅政権関連のチェンジとM&Aキャピタルが高い。SGHDは統合見送りと株式分割発表で急騰
速報・市況2020年9月25日

☆[概況/大引け] 反発。菅政権関連のチェンジとM&Aキャピタルが高い。SGHDは統合見送りと株式分割発表で急騰

大引けの日経平均は23,204.62円の116.80円高、TOPIXは1,634.23ポイントの7.79ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,622、値下がり銘柄数は471。出来高は12億7,479万株、売買代金は2兆3,708億円。
米国株の小反発を受けて、日経平均も反発したが25日移動平均線を挟んだ動きとなった。
菅政権関連でふるさと納税関連のチェンジが好調で、菅首相は中堅・中小企業の再編により日本企業の競争力を強化する考えとの観測があるため、M&A仲介会社のM&Aキャピタルとストライクも高い。
SGホールディングス(9143)は日立物流との統合見送りと10月末に1対2の株式分割を発表したことで急騰した。
野村証券ではSGホールディングスにとって日立物流株の保有によりもたらされる利益額は相対的に小さく、少数株主利益の増加による利益の流出を考慮するとSGホールディングス側には利益メリットが出ていなかったため、提携見直しは妥当な決断と指摘した。
日本ガイシは業績予想を上方修正したが、7~9月期の営業利益がアナリスト予想を大幅に上回る見通しを示したことで大幅高となった。
日本瓦斯は訪問営業の強みと商圏M&Aで顧客数が増加し、利益成長に伴い、配当が拡大すると予想した大和証券が、レーティングを「2」→「1」に引き上げたことで注目された。半面、西武は過去最大の赤字と無配転落で急落した。
日本オラクルは第1四半期のライセンス売上が厳しかったことで売られた。
業種別上昇率上位は倉庫運輸、ガラス土石、輸送用機器、鉱業、小売で、下落率上位は空運、精密、保険、海運、陸運。

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