TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発したが上値抑制。ソシオネクストは高いがアドバンテストは続落。安川電機は小幅安
速報・市況2024年4月8日

☆[概況/大引け] 反発したが上値抑制。ソシオネクストは高いがアドバンテストは続落。安川電機は小幅安

大引けの日経平均は354円高の3万9,347円、TOPIXは25ポイント高の2,728ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,227、下落銘柄数は383。出来高は15億6,579万株、売買代金は4兆633億円。
先週末の米国株反発が好感されたが、日経平均は先週金曜日の下げ幅(781円)に対して戻りが限定的だった。国内金融機関からの売りが上値を抑制した模様。
ソシオネクストやディスコ、東電が買われ、キユーピーは業績上方修正で急騰した。
ミズノはSMBC日興証券が新規「1」と発表し続伸となった。
アシックスはグローバル投資家がベンチマークとして利用するケースが多いMSCI指数への採用を大和証券では予想した。
一方、アドバンテストは続落。
安川電機(6506)は2月決算発表時に、3月の受注高は全事業で中国や半導体を含む需要が計画以上にボトムアウトしているため、2025年2月期にかけて生産調整を行う予定はないとしたことで、寄り付きで買われた。しかし、新製品効果が2025年2月期に小さい点や、中国などが会社側の想定通りに需要が回復するどうか懐疑的な見方もあり、買いが続かず下落した。

業種別上昇率上位は輸送用機器、証券、石油、ノンバンク、銀行で、下落は鉱業、空運。(W)

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