TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発したが25日線で上値抑制。海運が買われ、楽天が高い。太陽誘電はモルガンの格下げで下落。川重が安い
速報・市況2021年10月19日

☆[概況/大引け] 反発したが25日線で上値抑制。海運が買われ、楽天が高い。太陽誘電はモルガンの格下げで下落。川重が安い

大引けの日経平均は190円高の2万9,215円、TOPIXは7ポイント高の2,026ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,115、値下がり銘柄数は962。出来高は9億9,279万株、売買代金は2兆4,409億円。
日経平均は反発したが、25日移動平均線(2万9,271円)で上値が抑制された。9月末から調整していた海運株に買いが入り、NASDAQの1万5,000ポイント回復でソフトバンクグループも高い。
楽天(4755)は「楽天ポイント利息」の開始で、利用者が増えると期待され上昇した。
再生可能エネルギー関連のレノバが大幅高となった。
一方、太陽誘電は積層セラミックコンデンサーの流通在庫調整を予想したモルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を引き下げたため下落した。
川崎重工は米国ワシントンの地下鉄脱線事故を受け、米運輸安全委員会の委員長が全米各地の交通当局に対して、川崎重工製の車両の点検を勧告する考えを示したことで売られた。
その他、日本政府が主要産油国に増産要請することで、石油関連株は値下がりとなった。
業種別上昇率上位は海運、精密、その他製品、情報通信、電機で、下落率上位は鉱業、空運、石油、ゴム、銀行。(W)

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