TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発して始まったが、米雇用統計発表を控え、グロース株への売りが続いたため、もみ合いに。銀行と鉄鋼は高い
速報・市況2022年1月7日

☆[概況/大引け] 反発して始まったが、米雇用統計発表を控え、グロース株への売りが続いたため、もみ合いに。銀行と鉄鋼は高い

大引けの日経平均は9円安の2万8,478円、TOPIXは1ポイント安の1,995ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は853、値下がり銘柄数は1,218。出来高は12億8,905万株、売買代金は3兆128億円。
日経平均は反発して始まったが、グロース株への売りが続いたため、もみ合いとなった。
今晩の米国で発表される12月の雇用統計で、平均時給の上昇や失業率の低下が見られると金融引き締めが加速するリスクが警戒された。
レーザーテックやキーエンス、日本電産(6594)といったグロース株が下落。
3県のまん延防止措置方針で電鉄株も敬遠された。
レノバは通期赤字予想に下方修正し昨年来安値更新となった。
一方、米国長期金利上昇で利ザヤ改善期待からメガバンクが買われた。
バリュー株の鉄鋼株も堅調を継続。
カザフスタンの政情不安による原油高で石油関連も高い。
その他、ソフトバンクグループが反発し、Wスコープは子会社が韓国KOSDAQ市場に上場準備と報じられ急伸した。
業種別下落率上位は陸運、電機、サービス、小売、ガラス土石で、上昇率上位は鉱業、銀行、鉄鋼、石油、海運。(W)

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