TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反落。ソフトバンクGやアドバンテストが下落。ファーストリテイリングは上場来高値。ツインデミック警戒で日本エアーテックは高い
速報・市況2020年10月15日

☆[概況/大引け] 反落。ソフトバンクGやアドバンテストが下落。ファーストリテイリングは上場来高値。ツインデミック警戒で日本エアーテックは高い

大引けの日経平均は23,507.23円の119.50円安、TOPIXは1,631.79ポイントの12.11ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は380、値下がり銘柄数は1,723。出来高は8億8,831万株、売買代金は1兆8,126億円。
前日の米国株続落の影響や本日は日銀によるETF買いが入っていないという観測も影響し、日経平均は反落した。
米国政府が中国アリババ集団傘下でスマートフォン決済サービス「アリペイ」を展開する金融会社アント・グループに対して、輸出規制を検討していると報じられたため、アリババ集団は下落し、アリババ集団に出資しているソフトバンクグループも売られた。
オランダの半導体製造装置メーカーのASMLが、2021年の売上見通しを10%台前半の成長としたが、アナリスト予想は16%増収だったため、半導体検査装置のアドバンテストは下落した。
買われた銘柄が乏しい中で、本日決算発表を迎えるファーストリテイリング(9983)は上場来高値を更新した。
今冬はインフルエンザと新型コロナウイルスのツインデミックが警戒されているため、感染症対策関連の日本エアーテックが高騰した。
業種別下落率上位は医薬品、紙パルプ、食品、水産農林で、上昇は鉄鋼、保険、空運。

関連記事