TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反落。ソフトバンクGや日本製鉄、メルカリが安い。半導体関連は堅調。フーシ派がイランに向かう船舶も攻撃したため海運が高い
速報・市況2024年2月14日

☆[概況/大引け] 反落。ソフトバンクGや日本製鉄、メルカリが安い。半導体関連は堅調。フーシ派がイランに向かう船舶も攻撃したため海運が高い

大引けの日経平均は260円安の3万7,703円、TOPIXは27ポイント安の2,584ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は324、下落銘柄数は1,319。出来高は19億898万株、売買代金は5兆1,900億円。
米国で1月の消費者物価が市場予想を上回ったため、早期利下げ観測が後退し、米国株が売られた。
日経平均も反落した。米国でアームが大幅安となったため、ソフトバンクグループが売られた。
1ドル=150円台の円安となったが、トヨタが安い。
日本製鉄が売られ、JTは今期の減益予想で下落した。
メルカリは10~12月期の調整後コア営業利益が減益だったため急落した。
一方、アドバンテストやSCREENなど半導体関連は堅調だった。
米国でエヌビディアの決算が21日に発表されるが、それまではAI関連は高いと期待されていることが支えとなっている。
データセンターのさくらインターネット(3778)は、能力増強計画が報じられ、急騰した。
海運株が堅調。イエメンの親イラン武装組織フーシ派が12日、紅海でイランに向かっていた貨物船に2発のミサイルを撃ち込んだ。イランに向かう船舶まで攻撃したことが驚かれた。

業種別下落率上位は紙パルプ、鉄鋼、不動産、保険、電力ガスで、上昇は海運、その他製品、石油、医薬品、小売。(W)

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