TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反落。令和臨調の提言でも効果は期待薄で銀行株は下落。中部電力は大幅高
速報・市況2023年1月31日

☆[概況/大引け] 反落。令和臨調の提言でも効果は期待薄で銀行株は下落。中部電力は大幅高

大引けの日経平均は106円安の2万7,327円、TOPIXは7ポイント安の1,975ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,150、下落銘柄数は624。出来高は12億542万株、売買代金は2兆9,196億円。
日経平均は反落。
30日に経済界や学識者でつくる令和国民会議(令和臨調)が、異次元緩和が過度な財政支出や規制改革の遅れを招いたと指摘し、政府・日銀の共同声明に関する提言を発表した。
だが、提言を受けても、「2%目標」がなくなるような、大幅な変更となる可能性はほとんどないという見方から、三菱UFJ(8306)を始めとした銀行株は売られた。
レーザーテックなど半導体関連も安く、昨日は株式分割期待で買われたSMCも反落した。
M&Aキャピタルは大幅減益でストップ安。
回転すしの利用客による迷惑動画で来店客が減ると警戒されたスシロー運営会社のFOOD&LIFEが下落。
一方、オリエンタルランドとソシオネクストは業績上方修正で高い。
中部電力は通期経常利益予想を赤字から黒字に上方修正したため大幅高となった。
メルカリはジェフリーズによる目標株価引き上げが好感された。

業種別下落率上位は銀行、鉱業、医薬品、保険、石油で、上昇率上位は電力ガス、金属、海運、食品、水産農林。(W)

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