TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 大引けでは上げ幅鈍化。ネクソンは日経平均採用で買われ、採用期待が外れたカカクコムとZOZOは安い。日立建機は日立が一部売却検討報道で下落
速報・市況2020年10月23日

☆[概況/大引け] 大引けでは上げ幅鈍化。ネクソンは日経平均採用で買われ、採用期待が外れたカカクコムとZOZOは安い。日立建機は日立が一部売却検討報道で下落

大引けの日経平均は23,516.59円の42.32円高、TOPIXは1,625.32ポイントの5.53ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,096、値下がり銘柄数は989。出来高は9億6,767万株、売買代金は1兆9,159億円。
米国大統領候補討論会では事態を大きく変える発言はなかったが、通過したことで後場の日経平均は一時113円高となったが、週末の手仕舞いで大引けでは値を消した。
なお、候補討論会終了以外の上昇要因として、ファミリーマートよりも株価水準の低いネクソンが補充採用されたため、銘柄入れ替えの際には他の日経平均構成銘柄に約1,100億円の買いが発生するという推測も聞かれた。
三菱重工はジェット機事業を凍結する方向と報じられ、巨額の開発費負担による損失拡大に歯止めが掛かると期待され上昇した。
ANAは「スペースジェット」の購入資金を用意しなくて済むため、資金繰り悪化が軽減されるという見方で買われた。
一方、日立建機は日立が一部売却検討と報じられ急落した。
インテルの7~9月期決算が27%減益だったことが響き、半導体関連の東京エレクトロンやレーザーテックも安い。
SHIFTは海外市場で新株発行と社長の持ち株の一部売出を発表したことが嫌気され大幅安となった。
その他、カカクコムとZOZOはファミリーマートの代わりに日経平均に採用されるという期待が叶わず失望売りを浴びた。
業種別上昇率上位はゴム、空運、鉱業、保険、証券で、下落率上位はその他製品、精密、小売、食品、サービス。

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