TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 小反落。テルモは10~12月期が減益。ソフトバンクGはアクティビストの取得で高い。タカラバイオとアイロム急騰
速報・市況2020年2月7日

☆[概況/大引け] 小反落。テルモは10~12月期が減益。ソフトバンクGはアクティビストの取得で高い。タカラバイオとアイロム急騰

大引けの日経平均は23,827.98円の45.61円安、TOPIXは1,732.14ポイントの4.84ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は678、値下がり銘柄数は1,409。出来高は12億6,463万株、売買代金は2兆3,996億円。
クルーズ船内の感染者数拡大が警戒され、日経平均は反落したが、中国政府が新型コロナウイルスの感染源である湖北省以外の地域では秩序ある方法で通常生産の再開を要請したことが下支え要因となり、下げ幅は小幅だった。
テルモは10~12月期が2桁営業減益だったことで売られ、日総工産とUTグループは業績下方修正で大幅安となった。
バンダイナムコは業績上方修正したがアナリスト予想に届かず下落した。
一方、ソフトバンクグループは米国の有力アクティビスト(物言う株主)のエリオット・マネジメントが約3%を取得したと報じられ、株主還元への圧力が高まると期待された。
オリンパスは「コストダウン、新製品投入、中国の成長性の3つが揃う好決算」と評価した野村証券が目標株価を2,050円→2,400円に引き上げたため大幅高となった。
タカラバイオは新型コロナウイルスの検査試薬を大幅に増産することで買われ、アイロム(2372)は子会社のIDファーマが上海公衆衛生臨床センターとワクチン共同開発で合意したことで高い。
業種別下落率上位はその他製品、空運、繊維、保険、サービスで、上昇率上位は情報通信、医薬品、不動産、鉱業、石油。

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