TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 小反落。自社株買い発表企業と海運が買われた。ZHDとアンリツ、日本M&Aセンターは安い
速報・市況2022年5月2日

☆[概況/大引け] 小反落。自社株買い発表企業と海運が買われた。ZHDとアンリツ、日本M&Aセンターは安い

大引けの日経平均は29円安の2万6,818円、TOPIXは1ポイント安の1,898ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は950、下落銘柄数は830。出来高は11億9,420万株、売買代金は2兆9,582億円。
日立、富士通、村田製作、アルプスアルパインが自社株買いの発表で買われ、日経平均は小幅高で始まったが、3~4日開催の米国FOMC(連邦公開市場委員会)が警戒され、買い一巡後は反落した。
だが、FOMCでの0.5%利上げと資産縮小決定は織り込み済という見方で、後場の日経平均は小幅高に浮上した。
大引けにかけてはしぼみ、小幅安で取引を終えた。
海運大手3社のコンテナ船事業統合会社オーシャンネットワークエクスプレスの好決算で海運株が高い。
レーザーテックは第3四半期累計決算が営業減益だったが、通期の受注予想を増額したことが好感された。
ブイキューブ(3681)は第1四半期が減益決算だったが、会社側が計画を上回るスタートを切れたとコメントしたことでストップ高となった。
半面、Zホールディングスは今期の業績予想が慎重だったことで売られた。アンリツは減益決算で下落し、日本M&Aセンターは今上期の減益予想で急落となった。
きんでんは3期連続営業減益見通しで安い。

業種別下落率上位はその他製品、建設、サービス、精密、情報通信で、上昇率上位は海運、空運、ガラス土石、金属、ゴム。(W)

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