TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 小幅安。外食産業が売られ、大東建託は大幅減益減配予想で急落。ソフトバンクGとエムスリー、イーブックは高い
速報・市況2020年7月30日

☆[概況/大引け] 小幅安。外食産業が売られ、大東建託は大幅減益減配予想で急落。ソフトバンクGとエムスリー、イーブックは高い

大引けの日経平均は22,339.23円の57.88円安、TOPIXは1,539.47ポイントの9.57ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は769、値下がり銘柄数は1,321。出来高は13億42万株、売買代金は2兆2,659億円。
米国株反発を受けて日経平均は朝方反発して始まったが、決算発表の最中であり、手控えムードで萎んだ。
そして、後場は新型コロナウイルスの感染者数が警戒され、小幅安に転じた。
東京都が飲食店に営業時間の短縮を要請すると報じられ、串カツ田中やワタミなどの外食産業が安く、コロワイドは子会社のフランチャイズ店が爆発事故を起こしたことで売られた。
ぐるなびは4~6月期が赤字決算となり、飲食店の資金難による閉店が増えているため、有料店舗数の減少が7月以降も続くことが警戒され、ストップ安となった。
その他、日本航空やJR東海、HISなど旅行関連が売られた。
また、大東建託(1878)は通期37.5%営業減益予想と大幅減配予定を発表し急落した。
一方、ソフトバンクグループは唾液PCR検査の新会社設立で高く、エムスリーとイーブックは好決算で買われた。
中国の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が日本で利用制限に向けた法整備が進められると報じられたため、米国の動画投稿アプリの企業に出資しているDLEはストップ高となった。
業種別下落率上位は空運、電力ガス、陸運、鉱業、銀行で、上昇は証券、精密、情報通信、輸送用機器。

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