TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 小幅高もみ合い。アップル関連と工作機械業界の外需増加でファナックは高い。電子署名のGMOグローバルサイン急騰。半面、医薬品は敬遠
速報・市況2020年10月13日

☆[概況/大引け] 小幅高もみ合い。アップル関連と工作機械業界の外需増加でファナックは高い。電子署名のGMOグローバルサイン急騰。半面、医薬品は敬遠

大引けの日経平均は23,601.78円の43.09円高、TOPIXは1,649.10ポイントの5.75ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,045、値下がり銘柄数は1,028。出来高は8億7,081万株、売買代金は1兆8,405億円。
日経平均は小幅高もみ合いとなった。
アップルは13日に特別イベントをオンラインで開くが、5G対応の新型iPhoneを発表するのではないかと期待されたため、アップル関連のイビデンや太陽誘電が物色された。
工作機械業界の統計で、9月の外需が中国からの受注で2年ぶりに増加に転じたため、ファナックが買われ、安川電機も反発した。
大手旅行予約サイトでは、GoToトラベルで割引した金額が政府から配分された予算額に迫っているため、割引販売を中止したり割引の上限額を引き下げるなどの動きが出ていたが、赤羽国土交通相は予算が不足した事業者に対して追加で配分する方針を明らかにした。GoToトラベルがこれまで通りに戻ることから、日本航空やホテル旅館予約サイト「じゃらん」を運営しているリクルートが上昇した。
その他、電子署名のGMOグローバルサイン(3788)が急騰した。
半面、米ジョンソン&ジョンソンが新型コロナワクチンの臨床試験で参加者が原因不明の病気となったため治験を一時停止したことを受けて、エーザイや塩野義といった医薬品株は治療薬やワクチンの開発失敗リスクが警戒され売られた。
無人AIレジのサインポストは上期が営業赤字決算となり、通期の営業赤字予想を拡大したため急落した。
業種別上昇率上位は空運、保険、不動産、電機、証券で、下落率上位は鉱業、石油、医薬品、卸売、情報通信。

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