TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 序盤は買われたが中盤以降はもみ合い。東芝が買われ、海運と非鉄、塩野義は安い
速報・市況2022年6月23日

☆[概況/大引け] 序盤は買われたが中盤以降はもみ合い。東芝が買われ、海運と非鉄、塩野義は安い

大引けの日経平均は21円高の2万6,171円、TOPIXは0.9ポイント安の1,851ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,100、下落銘柄数は668。出来高は10億8,229万株、売買代金は2兆6,528億円。
FRB議長の議会証言は市場が警戒していたほどタカ派的ではなかったという見方から、日経平均は序盤上昇した。
だが、議長が利上げが景気後退をもたらす可能性を認めたことは、懸念としてくすぶっており、中盤以降はもみ合いとなった。
東芝は非公開化を提案しているファンドのうち、少なくとも1社が最大1株7,000円で買収を検討しているとロイターが報じたことで注目された。
ロート製薬は中国で再生医療事業推進を目的とした合弁会社を設立すると発表したことが材料視された。
Sansan(4443)はBofA証券による格上げを好感。
半面、海運株と非鉄株が売られ、塩野義製薬はコロナ飲み薬の承認判断が決まらず、審議継続となったことで売られた。

業種別上昇率上位は空運、食品、保険、小売、陸運で、下落率上位は海運、鉱業、非鉄、卸売、輸送用機器。(W)

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