TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 後場の小幅安をこなし日経平均は8日続伸。TOPIXは小反落。ゲーム関連が反発し、エムスリーやファナックが高い。不動産株と電通、日航とJRは安い
速報・市況2020年11月12日

☆[概況/大引け] 後場の小幅安をこなし日経平均は8日続伸。TOPIXは小反落。ゲーム関連が反発し、エムスリーやファナックが高い。不動産株と電通、日航とJRは安い

大引けの日経平均は25,520.88円の171.28円高、TOPIXは1,726.23ポイントの2.84ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は734、値下がり銘柄数は1,365。出来高は13億4,800万株、売買代金は2兆8,059億円。
日経平均は8日続伸。利食い売りで小幅安となった場面もあったが買いそびれていた投資家からの買いが入り、切り返した。ただし、東証1部全体では下落銘柄数の方が多く、TOPIXは小安い。
ソフトバンクグループとファーストリテイリングが買われ、任天堂を始めとしたゲーム関連が反発した。
オンライン診療関連のエムスリーが堅調で、ファナックや村田製作所やアドバンテストも高い。
日精ASB機械(6284)は前期の営業利益が減益予想に対して、12%増益となり、今期も34%増益予想のためストップ高となった。
東京精密は7~9月期の半導体製造装置の受注が前年同期比31%増加となったことや自社株買いも発表したため急騰した。
半面、国土交通省の調査で、東京都内に本社を置く東証1部上場企業の4社に1社が、本社の移転か縮小を具体的に検討していることが判明したため、三菱地所や東急不動産は安い。
新型コロナウイルス感染の第3波が警戒されているため、日本航空やJR東海が売られた。
電通は7~9月期が営業赤字で、通期減配予想を発表したため下落した。
業種別上昇率上位はその他製品、情報通信、精密、機械、食品で、下落率上位は不動産、保険、空運、ノンバンク、鉄鋼。

関連記事