TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 後場の日経平均は小反落。銀行が反発し、不動産は反落。日本ケミコンが急騰し、JFEと三菱重工は下落
速報・市況2023年2月7日

☆[概況/大引け] 後場の日経平均は小反落。銀行が反発し、不動産は反落。日本ケミコンが急騰し、JFEと三菱重工は下落

大引けの日経平均は8円安の2万7,685円、TOPIXは4ポイント高の1,983ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は901、下落銘柄数は827。出来高は11億2,651万株、売買代金は2兆6,424億円。
日経平均は利益確保の売りで後場は小反落となった。
雨宮日銀総裁になったとしてもいずれは異次元緩和を修正するという見方から銀行株が反発し、不動産株は反落した。
スシロー運営会社のFOOD&LIFEは第1四半期が大幅減益だったが通期予想据え置いたため大幅高となった。
日本ケミコンは新エネルギー向けが伸びたため、業績上方修正を行い、急騰した。
JSRは通期予想を下方修正したが、悪材料出尽くし期待とCDMO(バイオ医薬品の開発・製造受託)の新工場での生産の進展が好感された。
一方、JFEは建設関係と自動車関連の鋼材見通しを引き下げ、通期予想を下方修正したことで売られた。
三菱重工は国産ジェット旅客機撤退で下落した。
保育所運営のテノは信用取引規制が嫌気された。
製造業派遣・請負大手のUTグループ(2146)は10~12月期が営業赤字だったことで売られた。本業は好調だったが、業績連動型新株予約権の権利行使に備えて、株式報酬費用55億円を計上したことが赤字となった理由。

業種別上昇率上位は銀行、ノンバンク、繊維、保険、化学で、下落率上位は鉄鋼、不動産、非鉄、鉱業、建設。(W)

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