TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 後場の日経平均は23,300円近辺で膠着状態
速報・市況2019年11月15日

☆[概況/大引け] 後場の日経平均は23,300円近辺で膠着状態

大引けの日経平均は23,303.32円の161.77円高、TOPIXは1,696.67ポイントの12.27ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,711、値下がり銘柄数は370。出来高は13億6,514万株、売買代金は2兆2,269億円。
カドロー米国家経済会議委員長が、中国との協議は極めて建設的で通商合意に近づいているとの認識を示したと伝わり、日経平均は上昇した。
東京エレクトロンは下期の会社計画が保守的で、上振れ余地を指摘した三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を25,000円→28,000円に引き上げたことが支援材料となった。
電通は業績モメンタムが強くなると予想した野村証券が目標株価を高めたことに刺激を受けた。
かんぽ生命(7181)は通期業績予想を上方修正したことで買われたが、増額要因は営業活動自粛による事業費負担の減少だった。
三桜工業は生産効率の改善や欧州で不採算製品の販売価格を見直しにより、通期業績予想を上方修正したことで大幅高となった。
半面、LINEとZホールディングスは統合スキームが複雑という見方で反落した。
ペッパーフードサービスは赤字転落見通しで急落した。
業種別上昇率上位は水産農林、紙パルプ、海運、精密、ノンバンクで、下落は石油と鉱業。

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