TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 接戦州でトランプ優勢となり、キャピタルゲイン増税リスク後退で日経平均は堅調度合いを増した。NTTデータが買われ、サインポストはファミマと業務提携でストップ高
速報・市況2020年11月4日

☆[概況/大引け] 接戦州でトランプ優勢となり、キャピタルゲイン増税リスク後退で日経平均は堅調度合いを増した。NTTデータが買われ、サインポストはファミマと業務提携でストップ高

大引けの日経平均は23,695.23円の399.75円高、TOPIXは1,627.25ポイントの19.30ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,525、値下がり銘柄数は573。出来高は13億233万株、売買代金は2兆5,601億円。
前場は米国大統領選挙でバイデン有利という見方から、追加経済対策の大規模化期待で日経平均も上昇したが、後場は接戦州でトランプ優勢となっていることを受けて、キャピタルゲイン増税のリスクが後退するという見方で日経平均は堅調度合いを増した。
指数寄与度の高いファースリテイリングが買われ、オンライン診療関連のエムスリーも高い。オリックスは自社株買いの発表が好感された。
NTTデータは上期の営業利益が前年同期比0.1%増の638億円だが、アナリスト予想平均の545億円を上回ったことやデジタル政府関連としての活躍が期待された。
従業員による資金流用の疑いで、決算発表を延期し急落した経緯があるネットワンシステムズは、外部調査委員会を設置すると発表したため、押し目買いが入った。
サインポスト(3996)がストップ高買い気配。JR東日本スタートアップとの合弁会社の「TOUCH TO GO」は、ファミリーマートと無人決済システムを活用するコンビニの実用化に向けて業務提携したことでストップ高となった。
半面、ソフトバンクグループは中国アリババ傘下のアントの株式公開が延期されたため下落した。
再生エネルギー関連のレノバは、バイデン優位の後退で売られた。
業種別上昇率上位は鉱業、医薬品、サービス、非鉄、不動産で、下落率上位は電力ガス、空運、その他製品、金属、水産農林。

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